2013年2月2日土曜日

Japan BP 2012


 こんにちは!新しいWEB係の人です。ちなみに今年のWEB係は2人です。
去年の12月半ばに行われた冬TことJapan BP 2012についての記事をお届けします。
今回記事を書いてくださったのはジャッジブレイクをしたSDS2年生のりささんです!
ジャッジブレイクおめでとうございます!


こんにちは!寒いですね!しゃぶしゃぶとか、鍋がおいしい季節ですね。。私自身大会でのジャッジの経験はJJcupと今回の冬Tのみとたいへん浅いのですが、ディベーターの皆様、特に一年生やまだジャッジをしたことがない方々にジャッジの楽しさや魅力が少しでも伝われば幸いです。

ということで
(1)大会の感想
(2)ジャッジのメリットは?
(3)反省、今後の課題
の順にお送りします!

(1)大会の感想

  前述の通り私はジャッジの経験がそんなに多くなく、まさかジャッジブレイクができるとは思っていなかったので、ブレイクナイトで、しかもDCAのKayceeに名前を呼んでもらったことは本当に嬉しかったです。SDSの皆や、他大の皆様におめでとうと声を掛けてもらったり、メールをもらったりして、あまり実感は湧きませんでしたが改めて嬉しく思いました。(大会後にSDSのみんなからいちごをもらって嬉しかったです。。)

  今回の冬T2012はOBOGの参加やジョイントが認められていたこともあり、本当にレベルの高い大会だったと思います。どのラウンドもディベーターの皆さんの絶対勝ちたい!という気迫を感じ、自分がその中でディシジョンにかかわっているということの責任の重さを感じました。R4ではバブルラウンドを見させていただき、本当に緊張しましたが同時にやりがいも大きく感じました。二日目の本戦ラウンドもさらに緊張しましたが、ディシジョンは早く決まり、ほっとしました。余談ですがたくさんのオーディエンスがいるなか一番前でラウンドが見れるのもジャッジの特権だと思いました。

  素晴らしいジャッジの方々と一緒にディスカッションができたのも楽しかったです。ラウンドの見方など、気付かされることも多く、たくさんのことを学べました。


(2)ジャッジのメリットは?

  ジャッジをすると、今まで見えてこなかったことが見えるようになると思います。というのも、常に足りないロジックやリヒュートをチェックしたり、これを言ってくれればここをクリアに1位にするのに。。!とか考えたり、ラウンド後のfeedbackなどを必然的に考えなければならないので、音源を聞くよりもさらに能動的にラウンドを見れるからです。そうするといざ自分がラウンドに入ったときに、どこをリヒュートしないと相手の議論が立ったままになってしまうかとか、Closing halfになったときにどんなエクステンションを言えばジャッジが上にしてくれるかとか、そういったことをより客観的に考えられるようになると思います。私自身それをディベーターとしてラウンドに参加したときに感じ、ただがむしゃらに主観的にラウンドをこなしていた頃よりもずっとディベートが楽しくなったように思います。ディベーターとして練習をして行き詰まっている人は、ジャッジをやってみるとまた変わるかもしれません。

  大会前に提出するジャッジテストも非常にプラスになったと思いました。ジャッジテストを受けるのも初めてで、どのくらいリーズンフォーディシジョンを書いたらよいのかなど、戸惑うこともありました。また、自分が提出した順位とRFDがAC見解と合っているか本当にどきどきと不安でいっぱいでしたが(それはそれで結構楽しめました)、自分が見落としていたところがあればそれに気付けるし、疑問点があればそれをACの方々やたくさんのディベーターのみなさんに聞くことができるので、自分のラウンドへの理解を深めることができました。



(3)反省、今後の課題

  反省は、チェアになったときにディスカッションを長引かせてしまったことです。自分がパネルだったときは3ラウンドともチェアの方が本当にスムーズにディスカッションを進行していたので、ひときわ自分の未熟さを感じましたし、ランナーの方がスコアシートを取りに来てくださっているのになかなか渡せなくて申し訳なく思いました。インナー練ではジャッジをするときも一人でやることが多く、なかなかチェアとしてディスカッションを進行する機会がありませんでした。なので順位が割れたときにコンセンサスをとるのが本当に難しく感じました。また、はじめにパネルの方二人に順位だけでなくRFDを詳しく聞いてしまったのも長引いてしまった原因だと思います。

  これからもしチェアをすることがあれば、初めに全員の順位を聞いてどこを重点的にディスカッションするか見極めようと思います。また、もっとしっかりラウンドを見れるようになって、自分のディシジョンに自信が持てれば見解が割れてもよりうまく説得できると思いました。また、ラウンド後にディベーターの方々がfeedbackを聞きにきてくださった時にもっと建設的なアドバイスができるよう、モーションの背景知識も付けなければ、と思いました。

  これから、もっといいジャッジになって大会に貢献できたらいいなと思うし、今回できなかったグラファイをいつかジャッジできたらいいなと思います。


以上です!



りささんありがとうございました!
次回お送りするのはおそらくワールズについての記事だと思います。