2014年6月24日火曜日

Gemini Cup

はい、こんにちは。WEB係です。
他人に対して忙しいフリをしていると、自然と麻痺して、「私、忙しい」と自分が自分自身に騙されているのではないかと感じ始めている日々です。

そんな話は置いといて、今回の記事はpre-GeminiとGemini Cupについてお届けしたいと思います。

結果
Pre-Gemini 5th Best Team  Sophia A (野村・原・古屋)
                    4th Best Speaker Chinatsu Hara
                    10th Best Speaker Kazuya Nomura     (敬称略)

おめでとうございます! そしてそして、今回はWEB係にとてもやさしい(すぐに記事を書き上げてくれる)あの方に大会の感想をつづっていただきました。よろしくお願いします。




お久しぶりです。ジミーです。
インターネットという公共の場でSDSを代表して記事を書かせていただくのもこれで三回目となりました。WEB係がたびたびこのような機会を私にいただけるのも、私のような人が打った活字を読んであげようというボランティア精神満載の方々がブログのアクセス数を底上げしてくれているからです。
ありがとうございます。


さて、今回はGemini Cupに関する記事を書かせていただく機会をいただきました。最初はいつも通り簡単な概要の説明から入りたいと思います。
Gemini Cupは二年生最強大会、そして最後の学年大会です。スタイルはAsianで、もちろんのこと参加者はディベートの経験一年以上、二年未満の方々に限定されています。そのため参加者は全て見慣れた人々が集まるのですが、その熱やかける思いがいつもの学年大会とは桁が違うと言っても過言ではないでしょう。
皆、相手を本気でつぶしにかかります。冗談抜きの大会です。
今回ソフィアからGeminiに参加したチームは2チームです。SophiaAが私、けいいちろう、ちなつ。SophiaBがまり、えみ、めぐみというチーミングで望ませていただきました。
さて、本文に入っていきましょう。
Pre-Geminiから。
二年生の癒し。


 さっそくGeminiが始まったということで、かなりの緊張感を抱きながらICUの敷地内に入らせていただきました。チームとして、そして個人としても様々な問題を抱きながら大会に突入してしまったので、準備が万全とは言い難い状況の中ラウンドに入らなければなりませんでした。
正直胃が痛くなる気分ですし、「誰か、もう一年生でもいいから変わって!俺の代わりにスピーチをして!」と言いたいぐらい消耗しきっていました。
だからと言って、ディベート免除されるわけではなく、勿論発表されたタブにはSophiaAの名前が、当たり前のように入っているのです。
「とにかく、普通に、いつもどおり、基礎を忠実に、普通にやる」ということを最初の目標にしてファーストスピーチを終わらせること心掛けました。
とにかく、足を引っ張らないように、自分らしく喋ること。
最初のラウンド。
何とかぎりぎり勝つことが出来ました。でも、チームとして高いレベルのスピーチをすることが出来ず、ラウンドはAverageラウンド。
悪くはないけど、良くもないラウンド。
つまり、「良くない」ラウンドでした。
それ以上に自分のスピーチがラウンドにおいてあまり大きな貢献をすることが出来なかったことに落胆せざるを得ませんでした。それと共に、後ろでサポートしてくれたパートナーの二人に感謝しっぱなしの気持ちでした。


次のラウンド。
今度はぎりぎり負けました。対戦相手はKDSA。
いやー、強いですねー。マジヤバっす。うひょー。
しかもジャッジがCAのふじたさん。
うひょー。やっば。\(^o^)/オワタ。
と思いながら、結果的に負けましたがかなりハイレベルのラウンドに出来たため、何とか調子を戻すことに成功。
三つ目のラウンド。
津田塾と対戦。ダブルさやかに当たりました。面白いメンツに当たったなーと思いながら、ドローンの必要性について議論し、かなり苦しまされましたが、何とかここも取ることが出来ました。
Geminiでは多くの勝ち負けがスライトで決まることをここで強く実感しました。
最後のラウンド。
青学と対戦。気が休まるラウンドがなく、たびたびのラウンド終了後の反省会で精神的にブルー続き。疲労を隠せません。
それでも気力を保ちラウンドを進めた結果、何とか勝利しました。
結果。
私は10th Best Speakerを頂き、ちなつは4th Best Speaker、チームとしては5th Best Teamに選ばれました。

彼のリプライでの巻き返しを見習いたいものです。
 
特にACの方々にジャッジしていただけた(TDのやすおさんが裏で手をまわしてるんじゃないかと思うほどでしたw)ので、色々と勉強することが出来ました。
大きな収穫です。
それからGeminiに突入します。
Gemini Cup。
普通にやれば、ブレイク出来る。
Pre-Geminiでさえ出来たのだから。
だから、今回も目標は変えませんでした。
自分が普通に、基礎に忠実にスピーチをすれば、ブレイクアナウンスメントでSophiaの名前が呼ばれる。
そう信じて、スピーチしよう。


最初のラウンド。
阪大に敗北。阪大の女性陣はとても上手かったです。あまり関西勢とディベートすることがないので、分かっていませんでしたが、ブレイクできるほどの実力の持ち主だと実感しました。実際ブレイクしていました。
敗北はこちらのミスでした。


二つ目のラウンド。
成蹊と対戦。最初のラウンドの結果にブルーになりながらも自分のスピーチを保ち、勝利を収めることが出来ました。
大丈夫。
あと二ラウンド勝てば、何とか取り戻せる。
追いつける。
大丈夫。
そう思いながら三ラウンド目。
取り戻すことが、困難になりました。
JointAに敗北。3人ジャッジのスプリットで負け。
スライトで勝ってきたPre-Geminiとは違い、スライトで負け続けている。
絶望ですね。
後姿がさみしいぞよ。


ブレイクは、ありえなくなったのですから。
Pre-Geminiで上位ブレイクしたのに、本選でブレイク落ちする羽目になったのです。
でもどんなに心の中が曇りでも、4ラウンド目は待ってくれません。
奇跡が起こって、二勝でもブレイクのチャンスが訪れるかもしれない。
わらにもすがる思いで最後のチャンスにかけてみよう。
勿論いつも全力ですが、いつも以上の力を注いでラウンド入りました。
ICUAと対戦しました。
終わってみて、これまた微妙なラウンドになったと思いながらも、明日の結果を見るしかないのです。
翌日。
ブレイクアナウンスメントで対戦相手のICUAが三勝でブレイク。
負けを確信しました。
因みに二勝の奇跡は、起こりました。
でも、それは私たちのチームのためではなかった。
もちろんその奇跡をものに出来なかったのは誰のせいでもなく、自分のせい。
だからこそ、じれったいし。
だからこそ、気持ち悪い。
このようなかたちでSophiaAは1勝3敗。
賞状は皆無という結果でGemini Cupを終えました。
さて、かなりネガティブな話が多くなりましたが、ポジティブに最後に何を得たかという話をしましょう。
緊張感が伝わってくる一枚


私が得たことは、シンプルなことばかりです。
ディベートに関することだと、きちんと「勝てるスピーチ」をしようということです。とにかく色々なアナリシスを述べるだけ、多くのマターを投げるだけでは結果的に「上手かったし、分かりやすかったんだけど、負け!」という事態に陥ることを身をもって感じました。特に拮抗していて、本当に僅差で競り勝つという状況では勝ちどころがしっかりしている方の方が断然ジャッジによい印象を与えるので、かなり強く意識していかなければいけないということです。
後、かなり精神論になりますが、「ディベートで何をやりたいのか」、「何でそもそもこのサークルに入ったのか」を自分なりに持っていた方がいいということです。
私は人前で何かを主張するのが好きで、人に興味をもらうスピーチをしたいと思ってディベートを続けています。
自分のスピーチで頷いてくれたり、笑ってくれる人がいるからこそ、ディベートを続けています。だから、ラウンドはとても楽しんでいます。Geminiでも勿論楽しかったです。
決して、ディベートで頂点に上り詰めようと思ってサークルに入ったわけではありません。
Geminiの結果は芳しくありませんでした。悔しい。当たり前です。
でも、やりたいことはやれた。
実際スピーチはきちんとやりこなしたわけですからね。
だったら、やりたいことをやれているのであれば、自分なりの楽しさをディベートで見出すことが出来るのであれば、続ける理由はあると思うのです。
今やってるディベートに充足感を抱いてもいいと思うのです。
結果は悔しかった、でも楽しかった。
あえてそういう風に思えた方が、ディベートを好きになれる気がするのです。
批判が来そうですが、これがGeminiで完敗した負け犬が悟ったエセ哲学です。
最後に。
練習など付き合ってくださった先輩方や他大の皆様、チームメイトであるけいいちろうとちなつ、一緒に切磋琢磨したSophiaBの美しい女性の方々、本当に、本当にありがとうございました!
そしてこのような結果になってしまい、本当に申し訳ございません。
次、頑張ろうと思います!


以上!
ジミーでした!

はい、ありがとうございました。Gemini Cupはディベートの楽しさを改めて考えさせられた大会となりましたね。「楽しいディベート」の追求するためにがんばりましょう!

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