2014年6月22日日曜日

五月総括―エリザベス杯・後半―

はい、こんにちは。WEB係です。
今回はエリザベス杯後半ということで、アグレッシブじみーくんと組んだあの方の記事をお届けしたいと思います。よろしくお願いします。


はじめまして、4月からSDSでディベートを始めました、新一年生の藤田健世と言います。今回は先日ICUで開催され、僕も参加させていただいたエリザベス杯についての感想を書かせていただけることになりました。駄文になりますがどうかよろしくお願いいたします。

まず、今大会での成績、表彰についてですが、チームとしては(すみません忘れてしまいました)

また、個人としては僕と落合ゆりあさんが一年生の中での9th best speakerの成績をおさめさせていただきました。僕としてはこの成績は今回僕とペアを組んでくださったジミー先輩(野村かずや先輩)によるプレパレーション時やリプライ時における大きなサポートがあっての物だと感じました。また、嫌みな表現になってしまうかもしれませんが、そのようなジミー先輩によるサポートがあったにもかかわらず、9位という結果に終わってしまったことには100%満足はしていません。今回の経験を生かして、次に出場する大会ではより良い成績おさめられるよう、頑張りたいと思います。

 
一年生によるモーションに関する質問。

次に、各ラウンドについての感想を述べさせてください。
 

ラウンド1ではTHW ban animal experimentというモーションでディベートをしました。僕はこれが初の公式ラウンドでしたのでものすごく緊張しました。このラウンドでは実験の対象となる動物についてのイラストレーションや彼等の権利の問題、科学者たちの資金や理性の問題などが重要となりました。僕たちのペアはガバメント側として動物実験の害について主張しなければならなかったのですが、このモーションにはフィロソフィーという僕たち一年生がまだ身につけていない技術を使った行程が必要だったので、当初はかなり焦りました。ですが、そこについてもジミー先輩が一緒に考え、組み立ててくださったので、無事勝利をおさめることができました。

 

              ラウンド2ではTHBT email is better than face to face to declare loveという、愛についてのモーション、ラブモーションについてディベートをしました。僕たちのペアはオポジション側でいかにメールが告白に向いていないか、またいかに直接告白するのが良いことかについて主張しました。ラブモーションは男児女の心理状態等についてイラストすることが多いのですが、今回は告白する男性の人物像、キャラクターについてのイラストレーションが重要となりました。先ほどの勝利で調子に乗り、今回も楽しみながら勝てるだろうと考えていた僕でしたが、このキャラクターについてのイラストレーションを疎かにしてしまったため、今回は敗北してしまいました。とても悔しく感じましたが、ラウンド自体が告白場面のイラスト合戦のようで面白かったのでとても楽しかったです。

 

              ラウンド3はTHW ban abortion at all stage of pregnancyというモーションが出されましたが、今回はジミー先輩がジャッジをしなければならなかったので、僕もディベートはお休みでした。その代わり、ジミー先輩がジャッジを担当されるラウンドの見学をさせていただきました。このラウンドでは命とは何か、胎児の命と母親の権利、または幸せと命はどちらが重要か、望まれずに生まれてきた子供は幸せになれるのか、などが論点となりました。両サイドともとても問題に関する考察が深く、参考になりました。また、冷静になって第三者の立場からディベートを見てみると、ロジックが欠けている箇所や、イラストレーションがたりていない箇所を多く見つけることができて興味深く感じたと同時に、自分のディベートもジャッジからは細かく観察されている事が解ったので少しばかり不安にもなりました。

 

              ラウンド4ではTHW prohibit children from engaging in professional sportsというモーションについて、僕たちのペアはオポジション側でディベートをしました。今回のラウンドではジミー先輩からいただいたアドバイスを基に、子供たちがプロスポーツに参加することの利益と、それを禁止することの不利益を長期的なものと短期的なものの二本立てでスピーチをしました。両サイドともに子供の権利を守ることについての別角度からの考察、議論を行いました。自分が一番やりたいことはなにか、自分の一番の幸せは何かを解っているのは自分、という主張のもと、僕たちのペアは無事に勝利することができました。また今回のラウンドではもう緊張も解けていて、スラスラと考えたことを沢山言えたので勝敗よりも正直そこがうれしく感じました。
上級生によるレクチャーがプレパ中にくり広げられています。

 

              以上のように、今大会では僕とジミー先輩のペアは2勝1敗という成績を収めることができました。議論を組み立てる上ではかなりジミー先輩にお世話になってしまいました。今大会でジミー先輩から学んだ知識や思考のあり方をこれからは自分自身で生かしていきたいです。この場を借りて今一度感謝の言葉を述べさせてください。ジミー先輩、本当にありがとうございました。

 

              最初に述べたように、100%満足のいく結果を残すことはできませんでしたが、今大会を通して私は、ディベーターとしては勿論、様々な障害や敗北を乗り越えることで、人間としても大きく前進することができたと思います。また大会自体とても楽しく、参加して良かった、ディベートを初めて良かった、これからも続けようと感じることができました。こうした幸せな感情を抱くことができたのもペアを組んでくださったジミー先輩は勿論、参加してくれたディベーターのみなさん、主催してくださったICUのみなさん、ジャッジや運営をしてくださったSDSまたは他大の先輩方、そして一緒に練習し、戦ってくれたSDSのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 
勢いのようなものが感じられる一枚。みなさんにこやか。

              以上を今エリザベス杯に関する僕の感想とさせていただきます。長文、駄文、失礼いしました。


はい、ありがとうございました。100パーセントの満足感が得られなかった試合ということで...その心持が今後の向上につながるといいですね! 
次回は、フレッシュさとはかけ離れてしまった二年生の記事をお届けしたいと思います。おたのしみに。
 

 

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